歯の治療の中断はリスクだらけ!治療を完了しましょう
こんにちは、大和市鶴間駅西口すぐの歯医者、石塚歯科医院 院長・石塚です。今回は歯の治療の中断について取り上げます。
歯の治療の中断はリスクだらけ!治療を完了しましょう
歯医者に通院するのは予定管理や時間管理が大変という方も多いと思います。治療の必要な部位が見つかって治療が始まったら治療が完了するまで通院するのはとても大切です。
そこで、今回は歯の治療の中断について解説します。
今回の記事はこんな方にお勧めです
- 歯の治療を中断している方
- 歯の治療で何度も通院するのが面倒だと感じる方
今回の記事を読むとわかること
- 歯科治療の中断が起こりやすいタイミング
- 歯の治療中断で起こりうること
歯科治療の中断が起こりやすいタイミング
ごく軽い症状の場合は一度の通院で治療が完了することもあります。しかし、治療内容によっては複数回通院する必要があります。
特に治療中断が発生しやすいのは、以下の場合です。
- 応急処置後
- 歯の神経を除去した後(根管治療の途中)
- かぶせ物の型取りをした後
- 仮歯を装着した後
- 入れ歯作製途中の方
これらについて解説します。
応急処置後
「痛い」や「腫れている」という主訴で来院した患者さんに対し、初回の来院は主訴の原因の究明と症状を緩和する応急処置を行います。
応急処置の位置づけ
応急処置はあくまで暫く痛みや腫れが発生しないようにする一時的な処置です。痛みや腫れの原因を根本的に治療する処置を行わなければ、症状の再発や増悪が予想されます。
歯の神経を除去した後(根管治療の途中)
歯の神経の治療(根管治療)は歯牙にとって大きな手術です。この処置中の中断は歯牙に対し大きなダメージを与えます。
根管治療は歯の寿命に影響
根管内部の汚染は歯に栄養や酸素が行き渡らなくなり、歯の寿命に関係します。歯の根の治療の中断は歯牙にダイレクトに影響し、状態によっては抜歯を選択しなければならないこともあります。ご自身の歯を守るため、治療をスケジュール通り行いましょう。
あわせて読みたい歯の神経を抜く治療の前に知っておきたい歯の寿命との関係
詰め物・かぶせ物の型取りをした後
詰め物・かぶせ物の型取りをした後にしばらく来院されないと、隣在する歯がわずかに移動し、本来装着するべき詰め物やかぶせ物が合わなくなる事例があります。
詰め物・かぶせ物が合わなくなる
せっかく型取りをして作製した詰め物、かぶせ物が無駄となります。再び型取りをし直すことになり、費用もその分かかります。
あわせて読みたい詰め物・かぶせ物が取れた時の対処【3つのやること・やらないこと】
入れ歯の作製途中
入れ歯の作製途中にしばらく来院されないと、作製した入れ歯が合わなくなる事例があります。再び型取りをして作製し直すため、その分費用がかかります。
あわせて読みたい歯を失った後の治療法の選び方【ブリッジ・入れ歯・インプラント】
治療中断から再通院するのが気まずい
様々な事情により治療の途中で中断していると、気まずさを感じて再通院しづらいこともあると思います。
別の医院へ行くとまた始めから
他院に行くと初診からのやり直しです。かかっていた医院へ再度通院すれば、治療記録が残っているので治療の再開もスムーズです。
患者さんに事情があるのは医院側も充分理解しています。なるべく早い治療の再開がご自身の歯のためベストな選択です。
治療を途中でやめたら悪化するのみ
今回は歯科治療の中断について解説しました。
治療を止めて一時的に症状が治まったように思えても、治癒することはありません。ご自身の歯やお口のために、治療を完了しましょう!
当院では患者さんに負担の少ない治療計画をご提案しています。鶴間・大和市・大和市近隣で歯の治療をご希望の方は是非石塚歯科医院へご相談下さい。
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