矯正治療をする典型的な7つの歯並び【イラスト付き】
こんにちは、大和市鶴間駅西口すぐの歯医者、石塚歯科医院 院長・石塚です。今回は矯正治療について詳しく解説します。
矯正治療をする典型的な7つの歯並び
多くの方が受けている矯正治療
最近ではたくさんの方が矯正治療を行い、矯正治療がとても一般的になりました。学校のクラスメートや職場の同僚、ご友人の中で何人かは矯正装置を装着している、と思い出されるかもしれません。矯正治療を終了して今は歯並びがよくなった、という人も周りにいらっしゃるはずです。
気になる歯並びの問題
年末にご家族やご友人と集まった時、自然と写真を撮る機会も増えてきます。そんな時、ふとご自身の歯並びにも自然と目がいくようになりますよね。
歯並びをイラスト付きで解説
当記事は典型的な矯正治療を行う7種類の歯並びをイラスト付きで解説します。是非鏡を近くにおいてご自身な歯並びがどうなっているのか観察してみて下さい。矯正治療のご相談前にどんな歯並びのお悩みを抱えているかご自身で知っておけば、矯正のご相談がよりスムーズに進みます。
この記事はこんな方にお勧めです
- 矯正治療を始めようとお考えの方
- 歯並び悪くて口腔衛生が悪化するのが気になる方
- 不正咬合の種類を知りたい方
この記事でわかること
- 歯並びが悪くなる原因2つ
- 歯並びの悪さが与える影響2つ
- 不正咬合の7つのタイプ
まずは知っておこう!歯並びが悪くなる原因
歯並びが悪い状態のことを不正咬合と呼びます。一般的に不正咬合の原因は2つあります。
- 先天的問題
- 後天的問題
以上、2つの原因について掘り下げてみましょう。
先天的問題
歯と顎のバランスが悪い状態。顎の骨が小さかったり、歯が大きかったりすると必然的に歯の生える方向に異常をきたし歯並びが悪くなります。
後天的問題
子供の頃の癖に起因。小さいときに指しゃぶりの癖があった方や舌を突出する癖のある方は顎の発育や歯の生える方向に影響を与える場合があります。
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不正咬合による影響は?
一番は口元の見た目の違い
ご自身の歯並びが悪いとお感じになっている方はやはり見た目が一番気になるでしょう。芸能人でも以前と印象が変わったな?と注意深く変化を観察してみると、矯正治療等を施して歯並びが整っていた、という場合があります。
虫歯や歯周病の原因にも
審美的な側面のみならず、お口の中の状態にも影響する場合があります。歯と歯の間や歯が重なっている部分に歯ブラシがあたりにくく、磨き残しが生じて虫歯や歯周病に罹患しやすくなってしまうのです。
つまり、不正咬合は以下の2つの問題に作用します。
- 審美的にお顔全体の印象に影響を及ぼす
- 磨き残しが生じ易く、口腔衛生を清潔に保ちにくい
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あなたはどのタイプ?不正咬合の種類
不正咬合は大きく分けて以下の7つの症状に分類されます。また、2個以上の症状が複合的に重なっている症例も多くみられます。
叢生
歯と歯が重なって歯並びががたがたになっている状態。本来生える場所とは異なる場所に生えていたり(八重歯など)、歯が捻じれて生えているなどの症状もみられる。
上顎前突
出っ歯と呼ばれる状態。上の歯が大きく前方に出ているが、下顎の歯の位置は良好な場合が多い。上顎のみ矯正装置を装着して矯正治療を行うこともある。
下顎前突
受け口と呼ばれる状態。反対咬合ともいう。かみ合わせた時に下顎の歯が前方に出ている。前歯の傾きに起因するものと、上下顎のバランスの悪さに起因するものがある。
空隙歯列
すきっ歯と呼ばれる状態。特定の歯と歯の間、或いは複数の歯の間に隙間がある。歯そのものが小さかったり、生まれつき歯が欠如して生えてこない(先天性欠如歯)などが要因となる。
開咬
奥歯でしっかりかんだ時に前歯がかみ合わず、上下顎の前後に空間が生じる状態。子供のころの指しゃぶり癖が原因の場合がある。
過蓋咬合
上顎の前歯が大きく下顎に被さっている状態。正面から見た時に、下顎の歯が上顎の歯に隠れて見えないこともある。
交叉咬合
クロスバイトとも呼ばれる。本来は上顎の歯が下顎の歯に少し被さって歯が生えるが、歯列の中で一部の歯の咬合関係が逆になっている状態。
現在、矯正治療の新たな患者様の受け入れは致しておりません
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