電動歯ブラシと手動で歯磨き、どちらがいい?
こんにちは、大和市鶴間駅西口すぐの歯医者、石塚歯科医院 院長・石塚です。今回は電動歯ブラシか手動で歯磨きかどちらがいいのか、について取り上げます。
電動歯ブラシと手動で歯磨き、どちらがいい?
当院に来院される患者さんの中で、「電動歯ブラシを使った方が綺麗にブラッシングできますか?」という疑問をお持ちの方がいらっしゃいます。
そこで、今回は電動歯ブラシと手動で歯磨きどちらがいいのかについて解説します。
今回の記事はこんな方にお勧めです
- 手動でブラッシングをした方がいいのか電動歯ブラシがいいのか疑問をお持ちの方
- 電動歯ブラシの購入を考え中の方
今回の記事を読むとわかること
- 歯垢を除去できれば電動・手動どちらでも可
- 電動・手動ブラッシングのメリット・デメリット
電動・手動問わず歯垢を除去するのが重要!
結論から言います。
但し、手の不自由な方(パーキンソン病等)は電動歯ブラシの方が良いでしょう。
目的は歯垢をきちんと取り除くこと
ブラッシングの目的は歯垢を取り除くこと。
歯垢が取り除ければ、ライフスタイルや好み、お口の中の状態などご自身に合ったブラッシングツールを利用して下さい。
電動歯ブラシのメリット2つ
電動歯ブラシを使うメリットは2つあります。
- 動作が少なくてすむ
- 一定の振動を加えることができる
これらについて解説します。
手を動かす動作が少ない
人間の手で細かく動く動作は、機械が代わりにやってくれます。そのため、ご自身の手を動かす動作は少なくなり、負担も減ります。
一定の振動を加えることができる
一定の振動を均等に加える動作は、人間の手で再現するのはなかなか難しいです。
電動歯ブラシのデメリット3つ
電動歯ブラシを使うデメリットは3つあります。
- 費用がかかる
- 本体が重い
- ブラッシングしたような気分になりやすい
これらについて解説します。
費用がかかる
歯ブラシの値段に比べて電動歯ブラシ本体価格は高価です。付加機能が付けば更に価格は上がります。また、専用のヘッドも割高です。
本体が重い
本体にバッテリーや電池が内蔵されているため、プラスチック製の歯ブラシと比較して本体が重いです。高齢者の方は重く感じるかもしれません。
ブラッシングしたような気分になりやすい
電動歯ブラシを使用したからといって、歯垢が取り除ける訳ではありません。電動歯ブラシを動かしていると、歯垢が取り除けている気になってしまうので要注意!
電動歯ブラシの使用で歯垢が取り除けているか歯垢染色液を使って磨き残しを確認しましょう。
あわせて読みたい歯垢染色液で歯磨きがきちんとできているか確認してみた
手動ブラッシングのメリット3つ
手動でブラッシングを行うメリットは3つあります。
- ブラッシングの力加減をコントロールしやすい
- 安価
- 歯ブラシの種類が豊富
これらについて解説します。
ブラッシングの力加減をコントロールしやすい
口腔内の状態によっては、強い力でブラッシングすると出血しやすい箇所があるかもしれません。ご自身の手で磨くと部位ごとの力のコントロールがしやすい利点があります。
安価
歯ブラシは定期的に交換しなければいけません。安価なので定期的に交換しても経済的な負担は少なくてすみます。
歯ブラシの種類が豊富
ブラシの硬さ、ヘッドの大きさ、持ち手の持ちやすさなど、歯ブラシの種類が豊富です。
手動ブラッシングのデメリット2つ
手動でブラッシングを行うデメリットは2つあります。
- 面倒に感じやすい
- 安定したブラッシングをしにくい
これらについて解説します。
面倒に感じやすい
心理的に「歯磨きしなきゃ」と面倒に感じる場合があるかもしれません。
安定したブラッシングをしにくい
力のコントロールをしやすい一方で、同じ力でブラッシングするのは難しく、力加減にムラがでやすいです。しかし、力で歯垢を落とすわけではないので大きなデメリットではありません。
あわせて読みたい歯磨きの方法を徹底解説【虫歯予防デーに向けて】
電動・手動のブラッシングだけでは不十分
電動歯ブラシでも、ご自身の手で行うブラッシングでも取り除ききれない歯垢があります。歯と歯の間の歯垢はデンタルフロスや歯間ブラシを使用しましょう。
あわせて読みたいデンタルフロスの使い方を徹底解説
歯垢を取り除くのが目的!お好みの方法で
今回は電動歯ブラシか手動で歯磨きかどちらがいいのかについて解説しました。
電動歯ブラシでのブラッシング、手動ブラッシング、両者とも一長一短です。ご自身でやりやすい方を選んでブラッシングを行いましょう。
当院では歯石除去を行っています。鶴間・大和市・大和市近隣で歯石除去をご希望の方は是非石塚歯科医院へご相談下さい。
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