いい歯の日に知っておきたい!タフトブラシで歯をケアする方法
こんにちは、大和市鶴間駅西口すぐの歯医者、石塚歯科医院 院長・石塚です。今回はいい歯の日について取り上げます。
いい歯の日に知っておきたい!タフトブラシで歯をケアする方法
歯にまつわる記念日はたくさんあります。その中の一つ「いい歯の日」をご存知ですか?
そこで今回はいい歯の日について、更に「いい歯」を保つために効果的なデンタルケアの方法について解説します。
今回の記事はこんな方にお勧めです
- 健康な歯をいつまでも保ちたいとご希望の方
- いつも磨き残しがあると気になる方
- 歯と歯が重なっている歯列をお持ちの方
今回の記事でわかること
- タフトブラシを使ってブラッシングすると磨き残しが減る理由
- タフトブラシの使い方(写真あり)
- お子さんの仕上げ磨きにもタフトブラシを使った方がいい理由
いい歯の日とは?
いい歯の日とは11月8日にちなんで歯の健康に関した啓蒙活動期間のことです。
日本歯科医師会は1993年(平成5年)より、11月8日を「い(1)い(1)歯(8)」の語呂合わせでPR重点日として設定し、この日に合わせて国民へのさまざまな歯科保健啓発活動を行っています。
日本歯科医師会
毎日のデンタルケアは充分にできていますか?
このデンタルコラムでも虫歯予防デーに合わせて、年代別のデンタルケアのポイントをご紹介しました。
今回は「いい歯の日」にちなんで、毎日の歯磨きにプラスした方がよいタフトブラシを用いたケアについてお伝えします。
あわせて読みたい虫歯予防デーは日々の習慣を見直すチャンス!【年代別ポイント】
始める前に鏡の用意を
いつも歯磨きをする時に、鏡を見て行っていますか?
普段は鏡を見て行わないという方が多いかもしれません。しかし、目で確認しながら歯磨きを行った方がブラッシングの効果は上がります。いつもはあまり磨いていない箇所があると気づくこともあるでしょう。
磨き残しがないようにブラッシングを行うには鏡は必須アイテムです。歯磨きを始める前に是非鏡をご用意下さい。
磨き残しが多く発生する箇所
一般的に磨き残しが多く発生する箇所は、以下のような場所になります。
- 歯と歯茎の境目
- 奥歯のみぞ
- 奥歯全体
- 歯と歯が重なったところ
- 歯と歯の間
磨き残しが多く発生する場所=虫歯が発生しやすい場所と言えます。ですから、これらの部位については特に気を配って歯を磨かなければいけません。
このうち、歯と歯の間の汚れはデンタルフロスを用いたケアの方が汚れを効果的に除去できます。
なぜ歯磨きをしても磨き残しが発生してしまうのか?
歯は丸みを帯びた形状をしています。また、奥歯の溝はわずかですが窪んだ形状になっています。
一方、一般的な歯ブラシの毛先はほとんど同じ高さに切りそろえられています。そのため、歯ブラシの形状から高低差がある場所やでこぼこした場所は歯ブラシの毛先が届きにくいのです。
また、奥歯全体は顎の骨が当たってしまい歯ブラシのヘッドが奥に入らず全体的にブラッシング不足な傾向になります。
タフトブラシを使ってみましょう
タフトブラシをご存知ですか?タフトブラシとはヘッドが極めて小さく、細かい場所を清掃するのに適した形状をしています。通常の歯ブラシとは形状が異なるため、なかなか届きにくい奥歯にも届きやすい形状です。
的確な道具選びで効率よく歯磨きを
お家の中のお掃除をする時に掃除する目的や場所に合った道具を選べば、掃除が楽になったり、効率的にできますよね。歯磨きも全く同じです。タフトブラシを使ってみるとその違いが実感できるでしょう。
いつ使う?タフトブラシ
通常の歯ブラシでブラッシングを行ったあとに、タフトブラシを用いましょう。
特に磨き残しが生じやすい部分を重点的にブラッシングすると効果的です。
タフトブラシでブラッシングする方法
実際にどのようにタフトブラシでブラッシングするかご紹介しましょう。
歯と歯茎の境目
歯と歯茎の境目にそってやさしくタフトブラシを動かします。全ての歯について舌側、唇側と頬側の両方行います。
奥歯のみぞ
小臼歯や大臼歯と呼ばれる歯は食べ物をすりつぶしやすいような形状をしています。この溝にタフトブラシを置き、小刻みに動かして歯牙一本ずつ清掃しましょう。
奥歯全体
一番奥の歯は磨き残しが多く、特に虫歯になりやすい歯牙です。奥歯の奥までタフトブラシを挿入し、全体的に清掃しましょう。
歯と歯が重なったところ
がたがたした歯並びの場合は特に注意が必要です。歯と歯が重なった場所は、しばしば磨き残しが散見されます。ですから、重なった部位の奥に届くような角度でタフトブラシを置き、清掃しましょう。
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夜のブラッシングは特に丁寧に
就寝時は唾液の分泌が減るので口腔細菌が繁殖しやすい時間帯です。プラークが残ったまま寝てしまうと、虫歯や歯周病が進行する原因となってしまいます。
夜のブラッシングは特に丁寧に磨き残しがないようにしていきましょう。
お子様の仕上げ磨きにもタフトブラシ
乳歯は永久歯よりも小さく、お子様の口も小さいので通常のお子様用歯ブラシでは磨きにくいことがあります。また、生え変わりの時期は歯並びに高低差が生じて磨き残しができやすくなります。そこで、保護者の方の仕上げ磨きにタフトブラシを使用してみて下さい。小回りが利いてピンポイントで歯垢を取り除くことができます。
成人歯科健診を受診しましょう
6月4日の虫歯予防デーから約5か月経過します。その間に一度は歯科医院に来院して、お口の状態を確認しましたか?
大和市・綾瀬市の成人歯科健診の期間は11月末日までですので、対象者の方はこの機会を是非利用してお口の中の状態を確認しましょう。
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いい歯の日にご自身のデンタルケアを見直しましょう
タフトブラシを知らなかったという方も多いかもしれませんが、使ってみると普通の歯ブラシとの違いを体感されるでしょう。
一本持っていると使い勝手が良いので是非お試し下さい。
また、大和市・綾瀬市に住民登録がある方で対象者の方は、成人歯科健診を受診しましょう。
当院では成人歯科健診を行い、健康な歯をキープするお手伝いをしています。鶴間・大和市・大和市近隣で歯のお悩みをお持ちの方は是非石塚歯科医院へご相談下さい。
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