新年の目標に！歯の健康を保つ4つのポイント

こんにちは、大和市鶴間駅西口すぐの歯医者、石塚歯科医院院長・石塚です。今回は歯の健康のための習慣について解説します。

新年の目標に！歯の健康を保つ4つのポイント

新年の目標を立てましたか？一年の始まりは新しい目標を立てるのに最適の時期です。勉強、仕事、プライベート、趣味など様々な目標を立てられたと思います。その新年の目標に是非「歯の健康」も加えましょう。お口のメンテナンスを継続すれば、一年後あなたのお口の状態は今よりも改善されるはずです。

今回の記事はこんな方にお勧めです

新年に新しい目標を掲げたい方
一年間歯の健康を保ちたいとご希望の全ての方

今回の記事でわかること

歯の大切な役割4つ
毎日の歯のケアのポイント4つ
お口に関連する良い習慣3つ
4つの具体的な来院したほうがいいタイミング

歯は生え変わる？

何度も歯が生え変わる動物

ワニやサメなどの動物は歯が欠けたり、抜けると新しい歯が生えてきます。何度も歯が生えてくる方が良さそうですが、「すぐ抜けやすい歯」ともいえます。

人間の歯の生え変わりは一度だけ

人間の歯は生え変わりに個人差はありますが6才程度で乳歯から永久歯への生え変わりが始まります。一度永久歯に生え変わった後、虫歯や歯周病、外的要因などにより失われた歯はもう二度と生えてきません。ですから今ある歯を大切にして、維持していかなければならないのです。

歯のトラブルは自然に治る？

軽い風邪をひいたとき、薬を飲まずにゆっくり休んだら治っていたということがあります。しかし、歯の疾患である虫歯は一度罹患すると自然に治癒することはありません。放っておくどんどん進行し痛みを引き起こすまで悪化します。そのため、早く異状に気づき、早く対処するしか歯の健康を維持する方法はありません。

大切な歯の役割

歯は、食べ物を噛む上で非常に大切な役割を果たします。

食べ物を咀嚼する。
しっかりした発音を助ける。
唾液の分泌を促し、食べ物を味わう。
脳へ刺激を与える。

これらについて一つずつ深く掘り下げてみましょう

基本の役割・噛む

歯は、食べ物を噛む上で非常に大切な役割を果たします。よく噛むと食べ物が消化しやすくなり、胃や腸の負担が減ります。また、よく噛むことで満腹中枢が刺激され、適正な量の食事で満腹感が得られます。

食べるだけじゃない！大切な歯の役割

噛む動作だけでなく、日常を送るうえで歯は様々な役割を果たしています

しっかりとした発音

歯は、唇や下の動きとあわせてしっかりした発音を助ける働きがあります。生え変わり中のお子さんの発音がこもったように感じられたり、歯がないお年寄りとの会話が聞き取りずらいのはこのためです。

食べ物を味わう

たくさん咀嚼すると唾液が分泌されます。この唾液の中に食べ物をおいしく感じたり、旨味を感じる酵素が含まれています。また、咀嚼時にもたらされる「歯ざわり」や「食感」も食事を楽しむ大切な要素です。

脳への刺激

しっかりかめることにより、認知症を防ぐことへつながります。

今までに何度も聞いた「なくなって初めてわかる大切さ」

私は今までたくさんの患者さんの歯の治療を行ってきました。そして、図らずも永久歯を失ってしまった方は今まであった歯がなくなってしまって、初めて歯が大切なことがわかったとおっしゃいます。この言葉を聞くと、歯医者として、とても残念に思うのです。
だからこそ、強くお伝えしたいのが今ある歯を大事にケアしていただきたいということ。歯を守るのは、毎日積み重ねる習慣と、ちょっとした変化を見逃さないこと以外ありません。

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