虫歯予防デーは日々の習慣を見直すチャンス!【年代別ポイント】
こんにちは、大和市鶴間駅西口すぐの歯医者、石塚歯科医院 院長・石塚です。今回は虫歯予防デーについて取り上げます。
虫歯予防デーについて
今回は、虫歯予防デーと歯と口の健康週間に合わせて、年代別のお口の健康を保つポイントを詳しく解説します。
今回の記事はこんな方にお勧めです
- ご家族でお口のケアに取り組みたいとお考えの方
- 健康な歯をいつまでも保ちたいとご希望の方
今回の記事でわかること
- お子さんの毎日のデンタルケアのポイント
- 大人の方の毎日のデンタルケアのポイント
- 高齢の方の毎日のデンタルケアのポイント
虫歯予防デーとは?
目的
虫歯予防デーとは6月4日の6(ム)4(シ)にちなんだ歯の健康に関した啓発期間のことです。
この週間は、歯と口の健康に関する正しい知識を国民に対して普及啓発するとともに、歯科疾患の予防に関する適切な習慣の定着を図り、併せてその早期発見及び早期治療等を徹底することにより歯の寿命を延ばし、もって国民の健康の保持増進に寄与することを目的とする。
日本歯科医師会より引用
活動
現在では歯と口の健康習慣と名前を変え、歯に関するイベントや健診を行っています。厚生労働省、文部科学省や都道府県の教育委員会が主催している全国的な活動です。
この機会に是非ご自身の歯とお口の健康を見直してみませんか?
年代別のお口のケアのポイント
お子様向け
通われている幼稚園や小学校で集団歯科健診を受診する機会があるかもしれません。歯科健診を受けっぱなしにせずに、治療が必要な個所が見つかればすぐに歯医者を受診しましょう。処置が早ければ、治療のための通院回数も少なくてすみます。
歯磨きを楽しい習慣に
お子様にとって何よりも大切なのは歯磨きの習慣をつけること、そして歯磨きを楽しんでもらうことです。オーラルケア用品を取り扱いしているところではお子様用のかわいらしい歯ブラシや果物味の歯磨剤も販売しています。お子様の好みを取り入れながら、楽しんで歯磨きができる環境を整えてあげると良いですね。
乳幼児
まだ一人で歯磨きができない小さなお子様にとっては絶好のふれあいの時間。保護者の方が丁寧に磨いてあげましょう。少し大きくなったお子さんは一人で歯磨きをしたがるかもしれませんが、どうしてもお子さんの歯磨きは磨き残しが発生しやすいもの。保護者の方が「仕上げ磨き」をしてあげましょう。
六歳臼歯
5~6歳ごろ、一番最初に生えてくる永久歯が六歳臼歯と言われています。この歯は乳歯の奥に生えてきます。乳歯よりも低い位置に生えてきますので、歯ブラシが届きにくく、歯垢がたまりやすく、さらに完全に生えるまでには時間がかかります。生えたての歯は虫歯になりやすいので注意が必要です。
虫歯にならないように、保護者の方は生え初めからしっかり歯みがきの仕上げをしてあげましょう。
混合歯列期
六歳臼歯が生え始めてから六歳臼歯の奥に第二大臼歯が生えて、すべての歯が永久歯に生え変わるまでの期間を混合歯列期といいます。この時期は乳歯と永久歯が混在していて、お口の中は凸凹で歯みがきがしにくく、歯垢がたまりやすく虫歯や歯肉の炎症が起きやすくなります。
大人の方向け
中学・高校・大学生
思春期になるとご自身できちんと磨くことができるようになります。一方で中学生くらいになると、保護者の目が行き届きにくくなりますし、勉強・部活・塾・習い事などで歯を磨く習慣がおろそかになりがちです。気づいたら虫歯が大きくなっていたということもあります。毎日歯磨きをしていても虫歯になってしまう、という方は歯科衛生士によるブラッシング指導を受けることをお勧めします。
今は虫歯がなくても、虫歯、歯肉炎や歯周病の罹患率が上昇する年代ですので、正しいブラッシングと歯磨きの習慣を忘れずに。
20代~30代
30代を過ぎると、歯周病の罹患率が上昇します。むし歯や歯周病は日々の歯磨きによって予防する疾患。就職したり、仕事で忙しかったり、またライフスタイルの変化によってなかなか歯科医院に通う時間がとれない、というのが実状かもしれません。しかしこの時期に適切なケアを行えば、歯の寿命が延びます。
数か月に一度美容院で髪を整える感覚でご自身の歯のメンテナンスにも時間を割いてみてください。当院の診査は30~40分程度の所要時間です。
40代~50代
虫歯や歯周病などで既に何本か歯を失ったという声がちらほら聞こえるのがこの年代。その後の歯の寿命を決めるターニングポイントの時期です。歯周病の進行、加齢に由来する歯茎のやせ細りや、悪い生活習慣の蓄積が症状となってお口の中に表れてきます。未来の自分を予測するためには現状を知ることがなにより大切。
まずは診査でお口の状態をよく調べてみましょう。
あわせて読みたい歯周病
60代以降成人の歯は28本(親知らずを除く)ありますが、高齢期になると徐々に喪失するスピードが加速されます。加齢により自然に抜け落ちる、ということもありますがその多くは歯周病が原因によるもの。喪失した歯を補う義歯やインプラントの治療も、お口の中の状態が良好に保たれていることがベースになっています。
健康意識が高まるこの年代の方こそ、適切な歯ブラシの選択、歯間ブラシやデンタルフロスの使用や洗口液できちんとお手入れしていきましょう。
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ご自身にあったケアをしましょう
これまで述べたように、各年代によってケアのポイントが異なります。以下にそのポイントをまとめてみましょう。
お子様 | デンタルケアを毎日の習慣となるようにご家族で取り組みましょう。保護者の方の仕上げ磨きも忘れずに。 |
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中学~大学生 | 自立し生活が忙しくなりますが、永久歯のケアはこの時期の大事なポイント。 |
20~30代 | 歯周病対策をしっかりはじめましょう。 |
40~50代 | 虫歯や歯周病で歯を失い始める時期。定期診査でご自身の口腔衛生を把握しましょう。 |
60代以降 | 高齢期になれば歯を喪失危険性がより増加。日々の細かいケアを心がけてください。 |
大和市・綾瀬市の成人歯科健診
大和市・綾瀬市に在住で40・50・60・70歳になる方を対象にした健診制度があります。対象者には市から通知が届きます。自己負担は500円です。当院は大和市の成人歯科健診の協力医療機関ですので、ご希望の方はご予約時に「成人歯科健診希望」とお伝え下さい。
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今年歯医者に行きましたか?
今年に入ってまだ一度も歯医者で口腔内診査を受診していないという方はいらっしゃいませんか?
歯とお口の衛生週間を迎えるのでこの期間に是非ご来院下さい。
虫歯予防デーや歯とお口の衛生週間は今の習慣を見直すチャンス。鶴間・大和市や大和市近隣の皆様での口腔内診査をご希望の方は是非石塚歯科医院へご来院下さい。
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