詰め物が取れた後の治療

コラム210828
石塚歯科医院院長
院長

こんにちは、大和市鶴間駅西口すぐの歯医者、石塚歯科医院 院長・石塚です。今回は詰め物が取れた後の治療について取り上げます。

詰め物が取れた後の治療

進行した虫歯の治療では、患部を削合した後、金属・レジン・セラミックなどで詰め物を装着します。その詰め物が何らかのはずみで取れるトラブルが起こります。
そこで、今回は詰め物が取れた時の治療について解説します。

詰め物が取れた後の治療

今回の記事はこんな方にお勧めです

  • 詰め物が取れてしまった方
  • 詰め物が取れた後、医院でどのような治療を行うか知りたい方

今回の記事を読むとわかること

  • 詰め物が取れる理由
  • 詰め物が取れた時の治療方法

詰め物が取れる3つの理由

詰め物が取れてしまう原因は以下の3つが考えられます。

これらについて解説します。

セメントの劣化

詰め物は歯科用セメントで土台の歯と接着されています。このセメントが劣化し、接着力が弱まると外れてしまいます。

セメントの劣化

過剰な力が加わった

硬いものを食べた時や慢性的な歯ぎしりなど、過剰な力が加わると詰め物が取れてしまうことがあります。

歯ぎしり
無意識の歯ぎしり
食いしばり
無意識の食いしばり

土台の歯に問題が発生した

土台の歯が虫歯に罹患し、ひびわれ・欠けたりすることにより詰め物が脱落します。

あわせて読みたい詰め物・かぶせ物が取れた時の対処【3つのやること・やらないこと】

詰め物を再利用できるケース

セメントの劣化により詰め物がぽろっと取れてしまった場合、土台となる歯、詰め物の適合を確認し再利用できればそのまま再接着します。

詰め物を再利用できるケース

新しく詰め物を作り直すケース

以下のような状態は詰め物を新しく作り直す必要があります。

この2つの場合を簡単に解説します。

取れた詰め物がピタッとはまらない

詰め物が一部破損したり、土台となる歯が欠けてしまったりして元の形状から変形してしまうと、詰め物を再作製する必要があります。

取れた詰め物がピタッとはまらない

土台となる歯が虫歯になっており治療が必要

詰め物を被せていても、土台となる歯の内部で虫歯が進行することがあります。この場合は、詰め物を再利用できません。虫歯を治療し、新たに型取りをして詰め物又はかぶせ物を作製する必要があります。

土台となる歯が虫歯になっており治療が必要

詰め物を治療した歯科医院に行くべき?

様々な理由から、詰め物を治療した歯科医院に行けない場合があります。

しかし、治療した歯科医院に行かなければいけないというわけではありません。

治療した歯科医院に行く利点

詰め物をした歯科医院では以下のような記録が保管されています。

歯科医師サイドとして、過去の記録があると治療計画を立てやすくなることは確かです。

あわせて読みたい歯が欠けた!原因・応急処置と対処法を解説

詰め物を飲み込んでしまった

まれに気づいたら詰め物が取れていた、飲み込んでしまったようだというご相談を受けます。そのまま排出されますので、過剰に心配する必要はありません。
しかし、むせたり、せき込んだりして気管に入った場合は医科での処置が必要になることがまれにあります。

詰め物を飲み込んでしまった

あわせて読みたい歯を失った後の治療法の選び方【ブリッジ・入れ歯・インプラント】

ケースバイケースで治療を行います

今回は詰め物が取れた後の治療について解説しました。取れた詰め物と土台の歯の状況によって、詰め物を再利用できる場合もありますし、作り直さなければいけない場合もあります。ケースバイケースですのでご自身で判断せず、なるべく早く歯科医院で治療を行いましょう。

ケースバイケースで治療を行います

当院では詰め物が取れた後の治療を行っています。鶴間・大和市・大和市近隣で詰め物が取れてしまった方は是非石塚歯科医院へご相談下さい。

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